植物と動物
先日の続きです。
講演会で聴いたことと、その後、尊敬する人に伺ったことなどを混ぜて書いてみます。
何の木を森に戻せばいいのか…
本当はブナが一番良いらしいのですが、
実を結ぶまでに80年?とかいう長い年月がかかるそうです。
これでは確実に先にクマが絶滅してしまいます…。
育つのを待つことはできません…。
そこで、成長の早いシバグリやドングリが候補に挙がっているようです。
実際、それらの植林活動も少しずつ始まっています。
ですが…
ただ植林すればいいわけではない!!らしいです。
講演の中で、
「○○県でクマが絶滅したからと言って△×県の熊を連れてきても絶対に上手くいかない」
というお話もありました。
それと同じようなことかもしれないのですが(講演後にある方から聞いたのですが)、
ドングリやシバグリなどを植林するにあたっても、
その土地に落ちた実、育った苗でなければならない・・・と。
ちなみに、人工林でも、間伐した場所にドングリなどの苗を植え、
本来の森の機能に近づけるという方法もあるみたいですね。
話を戻しますが、外来種によって在来種が保たれないという例はたくさんあるようですね。
例えば、よく見かける鳥、
キジ(雉) も
いろいろなところから外来種が入り込み、日本古来のキジはもうすっかり薄まってしまったとか…
動物の世界にも本当にいろいろなことが起こっていますよね。
きっと、決して、人間の生活と無関係ではないですよね。
先日、隣の市で間伐作業中の方がクマに襲われるというニュースを見ましたが、
絶滅に近づいて、近親婚などの問題が起こる事などによって、
もしかしたら、クマの性格?にも変化が現れているとか…
賢いクマゆえに、人間にされた仕打ちのことをず~っと覚えているとか…
いろいろ考えがうかびました。うかんだだけですが。